かいの短編置き場

Twitterにて投稿している短編の置き場。

「来年も、きっと。」(12/29)

「今年も、もうすぐ終わりですね」
「そうだね。…ねえソラちゃん、今年はどんな1年間だった?」
「えっ?うーーーん…い、色々ありすぎて、一言では言い表せないです」
「あ、あはは…わたしもだよ。突然空から女の子と赤ちゃんが降ってくるなんて、考えたこともなかったもん」
「そうですよね…私も、あのときは天国にでも来てしまったのかと思いました」
スカイランドのほうがよっぽど天国っぽくないかな」
「ふふ、確かにそうですね。…でも、これだけは言えますよ」
「?」
「私のこの1年は、この先何があっても絶対に忘れられないぐらい、たくさんのキラキラした思い出に溢れています。そしてそれをくれたのは、他でもないましろさん…あなたです」
「そ…ソラちゃん」
ましろさん。私はもっともっと、ましろさんとたくさんの思い出を作りたい。…だから、来年もずっと…一緒にいてくれますか?」

「………ずるい、よ」
「えっ?」
「それ…わたしが先に、ソラちゃんに言いたかったのに」
「あ…す、すすすっすみません!!あの、えと、じゃあ今のは聞かなかったことにして、ましろさんから」
「だーめ。もう聞いちゃったもん、言ってあげないっ。…あ、そろそろご飯作らなきゃ。ソラちゃんは昨日食べすぎたから、今日は半分だったよね?」
「えぇ!?そっそんな話聞いて…あ、ま、待ってくださいー!」

(…来年も再来年も…ずっと一緒だよ。ソラちゃん)

 

【本作は後日小説化させました↓

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21307353 】

「公式クリスマス回が強すぎて補完しかできなかった」(12/25)

「今日は楽しかったですね」
「うん」
ましろさん……この世界を、守りたいです」
「一緒に頑張ろ?」
「はい。……それに、守りたいのは…それだけじゃなくて」
「?ソラちゃん?今なんて」
「!!ななな、何でもないです!あ、あははは」
「そう…?ふふ。メリークリスマス、ソラちゃん」
「メリースリクマス、ましろさん」

(…気持ちは同じ、だよ。ソラちゃん)

 

「まどかのお誕生日」(11/23)

「今日は香久矢まどかさんのお誕生日です!」
「文武両道って言葉がピッタリの、お淑やかで優しい女の子!キュアセレーネとしての姿も戦い方も本当に上品で、まさに夜空に輝く神秘の月明かりだよ!!」
「おぉ、いつになく熱量のこもった紹介…ましろさんはまどかさんが憧れなんですね!」
「わたしだけじゃなくて、多分全中学生女子の憧れだよ!!うん!!」
「は、はぁ…あ、でもまどかさんは大変な努力家で、ご両親の期待に応えようと人知れず鍛錬されているそうですよ」
「そう言われると、真面目で努力家なところはソラちゃんに似てるね」
「そうですか…?いえっ、私なんてまだまだです」
「ふふ、謙遜するところまでそっくり……あっ」
「?ましろさん?どうしたんですか?」
「…ううん。なんか、しっくり来ただけだよ。何でこんなにまどかさんに惹かれるのか…くすくす」
「???」

 

「いい夫婦の日」(11/22)

「ソラちゃん、今日は何の日か知ってる?」
「11月22日ですか?綺麗な数字の並びだとは思いますが…うーん…すみません、分かりません」
「ふふ。じゃあヒントね…ぎゅっ」
「あ…いきなり手を…こ、これがヒント…?」
「そうだよー…って、手を繋ぐだけじゃ違うか…じゃあ…ふぅ〜っ」
「!はわわわわ!!みっ耳ーっ!?い、いいいったい何の日ですか!?」
「まだ分かんない?仕方ないなぁ…えいっ」
「きゃ!ま、ましろさ…!?えっと…あの、ち、近いですっ」
「ふふ、ソラちゃん相変わらず柔らか〜い…これでも分かんないかな?…じゃあ最終ヒントね…」(パチン)
「!?ましろさん!?なぜ電気を消すんですか!?なぜカーテンを閉めるんですかーーー!?!?」

 

「舞のお誕生日」(11/20)

「今日は美翔舞さんのお誕生日です!」
「咲ちゃんとは大の仲良し!明るくて元気な2人が並んでるだけで、もうとっても可愛くて和むよねー!」
「はい!最近はシャドウ?って敵と戦っているようですね。私もテレビで拝見してます!」
「…あ、でも恋人さんとはうまくいってないみたい。大人になると、色々大変そうだよね」
「そうなんですね…私も、いつかそんなお相手が見つかるでしょうか…」
「(ソラちゃん…!)…だ、大丈夫だよソラちゃんなら!あっ、もしかして案外すぐ横にいたりして?…なーんて」
「えっ!?ど、どこですかましろさん!?そんな近くの気配にも気づけないなんて…未熟!!」
「…タイトル回収かな?」

 

【解説 当週のタイトルは『迷いをこえて!未熟なヒーロー!』でした】

「もうひとつの結婚式」(11/12)

「ツバサくんとエルちゃん、仲良しに戻れて良かったね!」
「はい!結婚式も色々ありましたが、とっても素敵でしたよね!」
「うん。結婚って本当に良い…よね」

「……」
ましろさん…?」

「…ねえソラちゃん。わたし…わたしもね、ソラちゃんのこと…大好きだよ」
「え…?」
「その、結婚は…あはは…無理かもしれないけど、大好きなソラちゃんと…ずっとずっと、これからも仲良くしたいな…って」
「…ましろさん」
「いつかアンダーグ帝国との戦いが終わって…スカイランドに平和が戻って……もし、ね…もしソラちゃんと、離れることになって、も…わたし…っ」
「一緒です!!!」
「えっ?…あ」
「私も…ましろさんのことが大好きです!ましろさんがいないと寂しいです!ましろさんとずっとずっと、ずーーーっと!仲良くしたいです!」
「!…ソラ、ちゃん」
「…だから、一緒です。これまでも…これからも」
「…うん…!ありがとう…ふふ」

「というわけで!やりましょうましろさん!」
「えっ!?な、何をかな…既に嫌な予感が」
「もちろん、スカイランド流結婚式です!」

『『みなさーん!!わたし達…結婚しまーす♪』』

「ええぇぇぇ!?!?いやっ確かに楽しそうって言ったけど!やる側なんて聞いてないよー!」
「善は急げです!今すぐに行きましょう!…ん?いや、この際このままソラシド市でも…あっ、むしろさっきの式場を使わせていただきま」
「ターーーーーーイム!!!!!」

 

ご挨拶

ご無沙汰しております。かいです。

最近投稿進んでおらず申し訳ありません。

X見てる方は分かるかと思いますが、色々思いついて書いてるものの、知識の宮殿(ここ)に記録しておくのを忘れていました。。

頑張って掘り起こして書いていきます!!

本年もどうぞよろしくお願いします。

 

かい